独立すると、使う金額のケタが増えます
コレは私自身が実感したことですが、
もしあなたが今会社員なら、家計でクレジットカードを使っているかもしれません。毎月数万円の請求額でも高いなーと感じているかもしれませんが、自営を始めると0が一個増えます。
特に何もしていなくても支出は増えると思っていてください。仕事をする経費は全部自分で払うことになりますから、働いた分だけ請求が来ます。消耗品やレンタルオフィス、カフェ代、交通費などです。
会社の維持費は以下の記事をどうぞ
経営にクレジットカードは必須
クレジットカードが無いことが経営にとって致命傷になることがあります。会社はいくら赤字でも倒産しませんが、資金ショートすればたとえ黒字でも倒産します。
クレジットカードは支払いを1ヶ月遅らせることができる、資金繰り的にありがたい存在です。特に使わなくてもいいので、お守りとして1-2枚は持っておきたいところ。しかも最近のWebサービス、 特に海外発の最先端サービスはクレジットカード決済のみ対応のところが多いため、経営の幅が狭まってしまうことにも繋がります。
起業すると審査が通らない
独立して直ぐの状態ではクレッジットカードの審査に通りません。これは個人もそうですし、設立した法人名義のクレジットカードもそうです。
1期目を黒字決算で終えると審査に通りやすくなってきますが、言い換えれば1年間はカードが作りにくいということです。
本気で独立するなら
あなたが本気で独立する予定なら、今のうちにクレジットカードを個人名義で作っておいてください。私からの本気のアドバイスです。でもどのクレジットカードでも良いわけではありません。個人のクレジットカードで培った信用を独立してからの信用に持ち越してくれる会社を選びます。
会社員の時にカードに申し込む
会社員としての収入がある間に個人名義で申し込みます。これはカード会社からの信用を得るためのものです。
どのカードでも良いわけではありません。具体的には三井住友カードとアメリカン・エキスプレス・カードです。この2社は独立起業した後、緩めの審査でカードを発行してくれます。その会社に対して、事前に「私はしっかり払いますよ」と無言の宣言をするのです。個人でカードを使いつつ、毎月きっちりと支払いをすることでカード会社との信頼関係を築きます。
そして独立起業した後、ビジネスカードに申し込みます。
三井住友ビジネスカード for Ownersと、アメリカン・エキスプレスビジネスカードグリーンです。どちらも審査は緩めのカードなので設立後最初に2つ作っておくと良いでしょう。あとはジャパンネット銀行デビットカードの合計3枚でとりあえずは安心です。
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