会社設立するなら信用金庫に銀行口座開設すべし

タイトルが矛盾していますが、あなたが独立するにあたって最初の金融機関を探しているなら信用金庫が良いよ、というおすすめです。メガバンクや地銀など、”銀行”と名前のついているところはネット銀行だけをおすすめします。

私の場合、自分ひとりで株式会社を設立して自営をはじめました。これは私自身の体験談でもあります。青色申告や自分で合同会社・株式会社を設立して小さく始めている方。これから始める方の参考になると思います。

金融機関は2種類に分けて考える

便利に使う金融機関と濃く付き合う金融機関、2箇所の口座を持ちましょう。

これは金融機関によって一長一短だからです。いいとこ取りをしましょう。

メインバンクは信用金庫

私はメインバンクとして近くの信用金庫にお世話になっています。 信用金庫は一箇所だけです。濃い付き合いをしています。

便利さは圧倒的にネット銀行ですが、地域密着の信用金庫は融資等今後の事業展開のために力になってくれる頼もしい存在です。

ただし信用金庫の振込サービス等は正直不便です。日頃の決済など”財布”としてジャパンネット銀行を使い、 ネットからの振込やVISAデビットを使っています。

上記が私の現状です。まとめると、

1つ目の口座は信用金庫がおすすめ

信用金庫はスモールビジネスの専門家です。年商100万円でも、10億円でも”顧客”として対応してくれます。唯一無二の金融機関です。輝いています。

信用金庫だけでは不便

私の取引のある信用金庫は、なんとセブン銀行ATMで使えません。正確には個人口座は使えますが、法人名義の口座はダメです。正直に言うととても不便です。

信金が提供するネットバンクの機能も使いましたが、恐ろしいほどの使い勝手の悪さです。一例として、ブラウザはインターネットエクスプローラー限定、スマホから利用なんて夢のまた夢です。ちなみに月間1,000円の利用料がかかります。

ネット関連業界の人間からすればアレルギー反応が出てしまいます。

でも事業展開する上で信用金庫は非常に大切です。なので使い分けましょう。

ネットバンクは便利

ネット銀行は便利です。とても便利です。だってセブン銀行のATMで使えます。ネットから振込、ペイジー支払い、VISAデビットも発行してくれます。入金があればメール通知してくれます。スマホからアクセスして振込も出来ちゃいます。

ジャパンネット銀行は良い

こんな記事を書いていますが、実は私は設立時、はじめての口座としてジャパンネット銀行を選びました。全く後悔はしていません。でもそのおかげで信用金庫とのギャップに驚かされることになりました。それくらい便利です。

一例を挙げると

キャッシュカードにVISA機能

最近は増えましたが、キャッシュカードにVISAデビット機能がついています。主に海外で使うVisa非接触決済にも対応しています。便利です。

トークンの複数発行

カード型のトークン(ワンタイムパスワード表示機)を使ってセキュリティを確保しています。電子ペーパーに番号が表示されて、その番号を振込手続き時に入力するのですが、このカードを複数枚発行してもらえます。例えば、一つはパスケース、一つは机の引き出しに置けるわけです。便利です。

サポートセンターが丁寧

昔、カードの磁気不良でサポートセンターに電話したことがありました。その時非常に丁寧な対応でした。安心感があります。ネット銀行は有人窓口がないので、サポートセンターの対応には安心感があります。

自動振込

顧問税理士の先生に毎月顧問料を振込していますが、一定額です。毎月振込手続きをするのはめんどくさいので、自動振込の機能を使っています。ちなみに、取引のある信用金庫では他行あての自動振込はできません。この辺便利です。

入金があればメール通知

売上が入金されるとメール通知してくれます。メールが届くと嬉しいです。モチベーションアップに繋がりますし、入金確認が直ぐにできるのでお客様に迷惑をかけません。

まだまだありますが、この辺で。後はご自身で確認してみてください。新技術を積極的に取り入れる姿勢があって、良いところですよ。

ネット銀行は便利だが、信用金庫が味方になってくれる

ネット銀行の便利さが目立つ記事になってしまいましたが、私がお伝えしたいのは信用金庫が大切ということです。新しい事業をしたくて資金が必要な時に、信用金庫は味方になってくれます。資本金の入金や給料の支払口座を信用金庫にしてメインバンクとして使いましょう。

ただ普段の財布としてはちょっと不便です。その不便さを補うためにネット銀行の口座も持っておくと良いでしょう。

まとめ

まずは信用金庫の口座開設(担当者と顔合わせ)

ネット銀行に口座開設

この2点です。頑張って稼ぎましょう。

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